昔から捨てられている動物を拾っては面倒を見るを繰り返してきた主人公。
ある日の仕事帰り、ボロボロの状態で座り込んでいる男を見つけてしまう。
放っておけなくて介抱した後、なんやかんやでそういう関係になった二人。
普段の言動に似合わず優しく抱いてくる男に、
もしかして自分じゃ満足出来てないんだろうか?と不安に思う主人公。
そんな中主人公を訪ねてきた女によって、男が由緒ある祓い屋一族の跡取りであることを知る。

全く自分のことを語らない男が、主人公と一緒にいる理由とはなんなのか。

「そんなに壊されたいならお望み通り」
「おかしくなるまで抱き潰してやるよ」

お人よしで色んなものを拾ってしまう主人公が、
ヒモでクズでなにを考えているかわからない男からの
ドロドロした重い執着を身をもって知るまでの話。